1987-09-11 第109回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
そしてまた今、当面の問題といたしましてはINFの交渉が、いろいろな曲折を経ましたけれども、いわゆるパージングIaの問題を含めまして、いわばこの交渉が妥結の方向に向かっているということは、大変私は結構なことだと思って歓迎する次第でございますので、このINF交渉が一日も早く最終的な決着を見ることを期待いたしているわけでございます。
そしてまた今、当面の問題といたしましてはINFの交渉が、いろいろな曲折を経ましたけれども、いわゆるパージングIaの問題を含めまして、いわばこの交渉が妥結の方向に向かっているということは、大変私は結構なことだと思って歓迎する次第でございますので、このINF交渉が一日も早く最終的な決着を見ることを期待いたしているわけでございます。
○高沢委員 先ほどINFの合意の可能性についていろいろお尋ねしましたが、その際も申し上げた、西ドイツのコール首相が自分の国にあるパージングIaの廃棄、これを出した。
○倉成国務大臣 今次コール首相の御発言は、現在米ソのINF交渉の主要な問題の一つとなっている西独保有のパージングIaの、核弾頭は米国が管理していることは御承知のとおりでございますが、ミサイルの取り扱いに関して米ソ交渉の対象にしないとの原則を維持しながら解決策を提示することによりINF協定の早期実現を促進しようとするものであると心得ておりまして、西ドイツ政府のINF協定の早期妥結への真摯な姿勢を示すものと
○高沢委員 私もINFの合意ができるだろう、こう実は考えておりますが、その一つの大きな根拠としては、最近、西ドイツのコール首相が西ドイツにあるパージングIaの廃棄ということについてはっきりした態度を表明された。このことは、この協定のできる大きな障害が幾つかあって、その障害のうちの一つがこれで取り除かれた、こういうことじゃないかと私は思いますが、大臣はどういうふうに評価されていますか。
したがって、この問題の一つのネックは、御案内のとおり、西ドイツにありますパージングIa、核弾頭はアメリカが持っておる、そしてパーシングの方は西ドイツが所有しているという問題と、それから検証をどうするかという問題、こういう問題について、ジュネーブにおける専門家同士が相当納得のいく交渉を続けるということで、今鋭意交渉が続けられておると思うわけでございますので、我々としてはこの成功を心から祈っておる次第でございます
しかし、このINFの全廃というものを目指すためには、シェワルナゼ外務大臣も指摘しておりますように、西ドイツの手持ちのパージングIaの問題をどう取り扱うのかということが、シェワルナゼ外務大臣はこれが最後の障害になると言ったようなこともありまして、検証問題その値ももちろん含まれてまいります。
しかし、これが本当に実を結ぶということになりますと、今ジュネーブでいろいろ専門家の間でこの問題を検討しておるわけでございますけれども、ただいまお話しの西ドイツにおけるパージングIaの問題、核弾頭は米国が所有し、パーシングの方は西ドイツ政府のものである、これがこのINFの交渉の中に入るか入らないか。
我が国を初め西側諸国が結束して米国の交渉努力を支持してきたことがこのような結果を生んだものと思うわけでございますが、アラスカ配備の権利確保に関する総理のかねてからの発言もグローバル全廃へ向けての西側の一員としての努力の一環だと思うわけでございますので、我が国としては、効果的な検証措置を伴ったINF協定が早期に締結されることを期待いたしている次第でございまして、ジュネーブの軍縮交渉におきまして、パージングIa
ヨーロッパの問題について言うなら、西ドイツはパージングIAというミサイルを留保すると言っておりますが、総理はこの点のお考えはいかがですか。